Aピラーとは、フロントガラス左右に位置する柱になった部分の事です。フロントドア後部の柱はBピラー、その後ろに位置する柱をはピラーと、車体前方よりABCの順番に呼ばれています。
Aピラーは、フロント側運転席右前と助手席左前に位置する部分であるため、万一の事故に備えるという意味でも充分に強度を持った構造のものでなければなりません。
Aピラーは充分な強度が必要であるのですが、強度を補う目的で、あまりAピラーの幅を大きくしてしまうと、ドライバーから見たななめ方向の視界をさえぎってしまう事になってしまいます。ですから、Aピラーを保持する部分との角度を調整したり自動車メーカーも色々な工夫を凝らしている部分です。
また、自動車のエクステリアとしても自動車を正面から見て目立つ部分に位置する部品であるため、Aピラー外側にカバーを装着してデザイン的に特徴を持たせている車種もあります。どちらかといえば、そのようなカバーが装着される車種より金属ででき、車体色そのもののAピラーの方が一般的ですが、内装部分では逆にほとんどの車種でカバーが施されています。
現在の自動車ではあまり聞く事はありませんが、Aピラーはフロントガラスを直接保持している部分でもあるので、この部分からの雨漏れという話も昔はよくあった話です。万一、このような部分からの雨の進入が疑われる場合には、Aピラー内側のカバーを取り外してシャワーテストを行います。