ヒーテッドドアミラー
ヒーテッドドアミラーとはドアミラーガラスを熱線で暖め、曇りを取ったり雪を溶かしてくれるミラーの事です。ヨーロッパ車など寒冷地で生産される自動車に多く採用されているドアミラーです。
最近は日本車でもこのヒーテッドドアミラーを採用する自動車が増えてきています。本田車では親水/ヒーテッドドアミラーと呼ばれ、撥水のため、ガラスにコーティングが施されているようです。
ヒーテッドドアミラーの考え方としては、リアガラスに入っている熱線と同じようなものです。一部の車種にはフロント側のガラスに熱線が入っているものもありますが・・・
このヒーテッドドアミラーのガラスには裏側に熱線が張り巡らされており、電気的にガラス表面を暖める仕組みです。家庭で使用するホットカーペットを想像していただくと分かりやすいかもしれません。
ヨーロッパ車では、一般的にヒーテッドドアミラーのオンオフスイッチはなく、イグニッションがオンの状態では、常に作動している自動車がほとんどです。
ヒーテッドドアミラーを採用している自動車で、オンオフのスイッチがないものは、冬季ばかりではなく、夏季にも作動しているので、自動車の走行後は、むやみにドアミラーを手で触らないようにしましょう。