ドライブシャフトとは、デファレンシャルから駆動輪へ動力を伝達するためのシャフト(金属製の棒)の事です。駆動力が直接伝わる部分なので、ねじれに強く充分な強度をもったシャフトでなければなりません。
ドライブシャフトには内外にゴム製のドライブシャフトブーツが装着されており、内側をインナー側ドライブシャフトブーツ、外側をアウター側ドライブシャフトブーツと呼びます。
ドライブシャフトブーツは、足回りの隠れた部分に位置する部品なので、このブーツが破損してもなかなかドライバーが気付く事がなく、そのまま走行を長期間続けてしまうとブーツ内部に埃が進入し、ベアリングが損傷してしまい異音の原因などとなります。尚、ブーツが破損している時点で車検には合格できません。
交差点などで、右や左へ曲がっている自動車が「コリコリコリ」という異音をだしているのを聞かれた事がある方も大勢いらっしゃると思いますが、その異音はドライブシャフトのベアリング部分から発生しているものです。
ドライブシャフトブーツの破損をいち早く気付くためには、自動車の所有者自身がたまに下回りをのぞきこむか、車検だけではなく、12ヶ月法定点検を実施するかが重要です。
ドライブシャフトブーツは、破損してしまう前に亀裂が生じている時点で交換してしまうのがベストの方法ですが、破損してしまっていても早期に発見し、ブーツの交換と同時にグリースを充填してあげる事で、異音が発生するまでひどい状態にはならない事がほとんどです。