※ スチームファースト

愛車のホイルの汚れをスッキリ落としたいならスチームクリーナー!こいつを使えばエンブレムもピカピカです。筆者はこのパワフルなスチームクファーストを使用しています。もちろん家の中もピカピカにできます。


Top >  自動車の足回り >  ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーは、ブレーキオイルの油圧を利用してディスクパットを押し出すためのピストンを内部に持ち、ディスクパットを保持する役目も持っているパーツです。

たまにブレーキキャリパーを塗装(ペイント)した自動車を見かけますが、ブレーキングに影響するような効果があるわけではなく、あくまで視覚的な意味しかありません。

ピストンが片側だけのものをフローティングキャリパー、両側にピストンを持つものをオポーズドシリンダー型キャリパーといいます。

また、ブレーキキャリパーの持つピストンの数によって呼び方が変わり、一輪で2個のピストンを持つキャリパーをツーポット、4個のピストンはフォーポットと呼ばれます。

ブレーキキャリパーはブレーキオイルの油圧を利用するため、内部に耐油性のゴムシールを持っています。シールの材質はゴムであるため、経年や使用による劣化が必至のパーツであり、劣化してしまうとピストン部分からブレーキオイル漏れを起こす事になります。

しかし、キャリパーのシールはドラムブレーキのホイルシリンダーのインナーキット(これも耐油性ゴムとピストン)と比べると、圧倒的に寿命が長い部品です。つまり、生涯キャリパーのオーバーホールを行わず、廃車まで至る自動車も多数存在する事になります。ただし、安全確保のため自動車メーカーが指定する、ブレーキシールの交換指定年数、走行指定距離でのオーバーホールは遵守した方がよい事はいうまでもありません。

あとブレーキキャリパーのオーバーホールが必要となる故障に、ブレーキに引きずりが出た場合が考えられます。引きずりは低速で走行してみると、多くの場合には体感できるものですが、引きずりが軽度のケースでは、ブレーキテスターを使用しないと確認できない場合もあります。

引きずりがおこるのは、ブレーキキャリパーのピストンの動きが渋くなってしまうためで、引きずりの他にディスクパットの異常磨耗を起こす可能性があります。こうなるとキャリパーのオーバーホールか、シリンダーの磨耗や傷がひどい場合は、ブレーキキャリパーをアッシーで交換する事となります。

関連エントリー

スタンディングウェーブ現象 ブレーキキャリパー ダブルウィッシュボーン式サスペンション マクファーソンストラット式サスペンション リーフ・スプリング式サスペンション ドライブシャフト ディスクブレーキ インチアップ トレッドパターン スリックタイヤ タイヤのフラットスポット トー角(トーイン・トーアウト) テンパータイヤ(スペアタイヤ) エアサスペンション(エアサス) スタッドレスタイヤ(冬タイヤ) サマータイヤ(夏タイヤ) ランフラットタイヤ アルミホイール(アロイホイール)