レブリミット
レブリミットとは、そのエンジンのエンジン回転が限界に達する回転数の事で、それぞれのエンジンの種類により、異なる回転数が設定されます。一般的に高性能エンジンになるほどレブリミットは高くなります。
レブリミットを超えてしまうと、エンジンが破損してしまう可能性があるため、電子制御されているエンジンでは、限界回転数を超えないよう、レブリミッターが設定されています。レブリミッターは、エンジン回転がレブリミットになるとエンジンをコントロールしているECU(エンジンマネージメント用のコンピューター)がフュエルカット、燃料を遮断を行います。レブリミッターが作動すると車の挙動に影響があるので、高速走行中などは、特に注意が必要しておきたい点です。
高出力のエンジンではない限り、通常走行を行っていてレブリミットまでそうそう到達するものではありませんが、シフトミスなどでローギアに入ったりすれば、あっという間にレブリミットを超える回転に到達します。電子制御されたエンジンなら、まずエンジンが破損する事はありませんが、電子制御されていないキャブレター付きの自動車などは、一瞬にしてエンジンの破損を起こしてしまう可能性があります。