可倒式ドアミラー
可倒式ドアミラーとは、外部からの衝撃を受けるとボディ側へと倒れるドアミラーの事です。
フェンダーミラーに比べると、ドアミラーはボディからのはみ出し量が大きいため、万一歩行者やバイクなどと接触してしまったりすると、怪我をしてしまうなどの恐れがあります。事故の被害を最小限におさえるために、ドアミラーに何かが接触し、ある一定の力がドアミラーに加わると、ドアミラーがボディ側へ倒れるように設計されています。
また、対向車とドアミラー同士が接触しても、衝撃は最小限で済む事になります。現在、市販されている自動車は、このような理由で、可倒式ドアミラーの装着が義務付けられています。
しかし、外車のなかには可倒式のドアミラーとはいえ、相当な力が加わらないと内側へ倒れないドアミラーも存在しているのも現実です。自動車メーカーやドアミラーの部品を供給している部品メーカーの考え方であると思うのですが、機能的には問題がないとはいっても、実際の事故では危険が生じると思われます。
ドアミラーが何かと接触した多くの場合には、可倒式であるため、衝撃のわりに被害は小さいものです。ドアミラーが倒れただけで済む場合やガラス部分が外れてしまったり割れてしまったり、外部に傷が付いてしまったりなどです。
ガラスが割れたりした場合には交換を行うしかありませんが、ドアミラーガラスの交換などはわりと簡単にできますから、部品を購入して自分で交換にチャレンジしてみるのもよいでしょう。