オートクルーズコントロール
オートクルーズコントロールとは、ドライバーがアクセルを踏まなくても任意に設定した速度を自動で維持してくれる装置の事です。クルーズコントロールは通常、自動車メーカーで装着されるものですが、後付けの部品として販売されているものもあるようです。クルーズコントロールは、スピードを自動で調整してくれる装置ですので、後付けの部品を取り付ける前に、事故につながる事がないよう安全性などを充分吟味した方がよいでしょう。
クルーズコントロールは、急な上り道や急な下り道では設定どおりには作動しない事がありますから、注意すべきです。特に下り道はエンジンブレーキを利用した減速となるので、思った以上に速度が伸びる事があります。ただし、速度がクルーズコントロールの設定速度を大幅に越えると、自動的にカットされる自動車がほとんどです。
一般的にクルーズコントロールは40Km/h以上の速度域で作動し、室内のコントロール部分はセットスイッチ、加速スイッチ、減速スイッチ、中断スイッチ、復帰スイッチで構成されています。
信号がないため一定速度で走行する事が多い高速走行などで、オートクルーズコントロールはとても便利な機構ではありますが、雨、雪、凍結した道路等や路面が不安定な状態の場合、および、コーナーリングが続く道路では、危険が伴う可能性があるため、オートクルーズコントロールを使用すべきではありません。