ロータリーエンジン(正式にはバンケル式リータリーエンジン)は、現在マツダ自動車のみが製造している特殊なエンジンです。日本人にとってはロータリーエンジン=マツダというイメージがありますが、ローターリーエンジンを発明したのは、ドイツ人の発明家フェリクス・ヴァンケル博士です。
先に書いたように、ロータリーエンジンといえばマツダが思い浮かびますが、マツダ車でロータリーエンジンを搭載している車種は、RX-7やRX-8などが有名です。古いところではコスモやファミリアなどもロータリーエンジンを搭載していました。
ロータリーエンジンは、自動車のエンジンで最も一般的なレシプロエンジンとは違って、レシプロエンジンが行うクランク運動の代わりに、水冷式ハウジング内部をおむすび型のローターリーピストンが回転するエンジンです。
ローターリーエンジンの長所は、軽量かつコンパクトなエンジンである事やパワーロスが少ない事、ピストンが回転運動をするので、トルク特性が極めてなめらかな事、アンチノック性が高いなどがあげられます。
ローターリーエンジンの短所としては、燃費がよくない、エンジンオイルの消費量が多い、低回転域のトルクがない、製造コストが高い事、レシプロエンジンのようにディーゼルエンジンは作れないなどです。